不動産と法律

失敗しない投資物件の選び方

不動産投資で最初に行うことは、投資物件選びです。いい物件を選ばなければ、その後の投資もうまくいかないとされています。それも不動産は巨額な投資です。ローンを使える人でも、数千万円の返済を何十年にもわたり続けていく必要があります。お金がたくさんある、という人でも必ず投資が成功するわけではありません。投資したお金を回収するためには、これも数十年かかります。収支が赤字に転落すると、投資そのものは失敗です。そうならないために、長期間赤字にならない不動産物件を選ぶことが大切です。

物件は必ず実物を見て選びましょう。できれば、自宅から近い物件から始めるといいでしょう。土地勘のある地域のほうが、物件の相場や賃貸の相場もよくわかります。さらに不動産屋との距離も近いことで何かトラブルがあったときでも、自分が駆けつけることができるわけです。最初は都会のマンションから始めるといいでしょう。賃貸付けがスムーズにいくからです。賃貸需要のないところで、ワンルームマンションを購入することも止めておきましょう。また、新築よりも中古マンションがいいでしょう。中古のほうが利回りが高くなります。ただ、物件価格が高額すぎるものは、危険です。周辺相場を考えて、ちょうどいい手頃な物件を探すべきですが、たくさんの物件を見て歩くことで、本当によい物件を見抜くことができるようになります。