不動産には税金がかけられており、毎年払うことが決まっている税金を固定資産税と言います。この税金はどのようなものであるかを見ていきます。
固定資産税は固定資産を取得した後に課税し続けられる税金で、土地と建物それぞれについて課税されます。土地付き住宅であれば(マンションであっても)、土地に関しては評価額単価掛ける面積で課税され、建物に関しては構造による評価額単価掛ける床面積で課税されます。そして建物に関しては、構造によって評価額が異なり、丈夫な建物であるほど課税額は高く、また、普通は年数が経つにつれて建物が老朽化する分毎年課税額は下がります。具体的には鉄筋コンクリート住宅が一番課税額が高く、毎年下がる老朽化分の減税がほとんど有りません。その逆は木造建築物で、毎年の減税がある程度されます。その中間に当たるのは鉄骨住宅となります。
住宅を購入するのは良いのですが、自治体からくる固定資産税の請求書を見てびっくりすることは珍しくありません。自治体にもよりますが、鉄筋コンクリート住宅でおおよそ一般的な一戸建てやそれに準じた広さのマンションの場合、年間十数万円は課税されます。約一ヶ月一万円少々と言った所です。